2012.11.29
今泉家

突然ですが、男はいつでもダメであります!
いや、ダメでなくては男じゃない!とまで言わせて頂きますよ。今日は。
元町映画館只今上映中の『WIN WIN』サブタイトルがもうすでに
「ダメ男とダメ少年の最高の日々」だし。
今後の予定の『こっぴどい猫』しかり、そして、来年には会田誠のドキュメンタリー
『駄作の中にだけ俺がいる』で極め。
てなわけで、今回のフィーチャーは「大ダメ男大会」であります隊長!
ま、私の勝手な定義の「ダメ男」なので、ビミョーではありますが。
上記の3つに於きましては全員「ダメ男」ではありますが「何も出来ないダメな人」
ではなく、むしろ「天才」が付随しております。何か一芸に秀でております。
なので、こういうのも「ダメ男」と呼んで良いのかと思われるかもしれませんが、
アタマに書いたように、男はみんなダメなのです。
その「天才」と同じぐらいの「秀でたダメ」(何じゃそれ?)さを持っておるのです。
で、私はソレを「愛すべき天才ダメ男」と呼ばせて頂きます。
という事で、もうそろそろ私について来るのが邪魔くさくなったと思いますので、
この辺で今日の本題。
愛すべき天才ダメ男「今泉力哉」さんであります。
あれ?「誰?それ」ってなってますか?
じゃあ、私が紹介しましょう。ま、カタガキは映画監督であります。
そして、元町映画館で彼の新作『こっぴどい猫』が上映されます。
そして、何を隠そう、奥様も映画監督(&看護士)をしておられます。
今泉かおりさんです。この方は、ダメではなさそうで、ベルリン国際映画祭で賞も
取っておられます。二児の母であり、今泉家を仕切っていそうです。
そして、今泉かおり監督の映画『聴こえてる、ふりをしただけ』も元町映画館で上映!
私、『こっぴどい猫』を観まして、今泉力哉監督にホレてまいまして。
彼の描くダメ男っぷりがサイコーであります。
彼自身もダメ男っぽい臭いをプンプンさせております。
こ、これは第二の山下敦弘か?いや、ひょっとして山下を超えたかも?
ハリウッドスラップスティックに始まり、最近はヴィンセント・ギャロさんや
ジャック・ブラックさんといったダメ男映画の先人たちの勢いが彼にはあります。
で、私も勢い余って「今泉監督特集」という大それた事をすることになってしまいました。
関西ではどこもやっていません!元町映画館のみの企画です。
てなわけで、ばばーん!(←ひさしぶり)今回のモトマチセレクションは
『こっぴどい猫』公開記念!今泉力哉監督特集!題して『男と、女と、今泉力哉と。』
代表作の短編7本を私が選びました。3プログラムにして上映いたします。
珠玉の7本でございます。どれも見逃し厳禁であります。
今泉力哉監督の愛すべき天才ダメ男っぷりを堪能してください。
そして、チラシ!例によって元町映画館オリジナルデザイン!イェー!
めっちゃかっちょイイ(←ここ大事)チラシであります。
モトセレのコメント文も私が書きましたので、見てね。
映画館の前を通ったら取りあえず持って帰ってね。一家に一枚必需品です。
今泉家、夫婦競演の元町映画館でのスケジュールは
『聴こえてる、ふりをしただけ』12/1~12/14
『こっぴどい猫』12/15~12/28
今泉力哉監督特集『男と、女と、今泉力哉と。』12/22~12/28
男と女の愛憎渦巻く大(ダメ)恋愛大会でお送りしたいと思います!
わたくし、おもしろが大絶賛の監督をぜひ、その目でお確かめ下さい!
年末でお忙しいでしょうが、万障お繰り合わせの上お越し下さい。
で、最終的に今日は何が言いたいかといえば、
世の女性はダメ男を助けてあげてね。という事ね。
おそまつでした。
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