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2012.04.08
GWは元町映画館で、おサイケに。

お久しぶりです。おもしろでございます。
桜満開の折、今日なぞはみなさん花見でドンチャンしているのではないでしょうか。
私なんて、儲からない割に、なぜか忙しい毎日でございます。
わたしも花見に連れてってー(本気)。宴会の折には是非お声掛け願います。(本気)
さて、今回はゴールデンウィークのお知らせ。
開館当初から、元町映画館は音響がイイネと良く言われます。嬉しいです。
ならモトマチセレクションにも音楽モノを入れないとね。と考えてました。
そして、とうとう満を持して、ババーンとピンク・フロイドをすることになりました。
モトマチセレクションの記念すべき10回目!ピンク・フロイド映画祭だっ!
題して「あなたがここにいてほしい ~狂ったダイヤモンドのおせっかい~」
長いわっと、ここで突っ込みを入れて頂いて。。。
しかし、ババーンとピンク・フロイド!と言っても、若いお方には
「ん?ピンク?元町映画館とうとうポルノ館に?そうなると思ったよ」てな具合で、
一向に伝わりません。
モノの本によれば『狂気』はアメリカでは歴代アルバム売上第2位らしいですよ、奥さん。
1位を聴いて驚きますよ。マイケルさんの『スリラー』ですから。
そんなに売れてるのに、おっちゃんがピンク・フロイド凄いねんぞ。と言っても
見向きもしないのは何故?
という訳で、私がプチ(無責任)解説をと。
60年代サイケデリック・ロックから70年代プログレッシブ・ロックを常に牽引
し続け、UKロック界に君臨し続けた巨星ピンク・フロイド。その多大なる影響は
音楽だけに留まらないのです。
今回のピンク・フロイド映画祭「あなたがここにいてほしい ~狂ったダイヤモンド
のおせっかい~」ながいわっ!
ラインナップは、『ピンク・フロイド/ザ・ウォール』『SWINGING LONDON 66-67』
『モア』『ラ・ヴァレ』の4本です。
初期の貴重なライブ風景もちらっとありの『SWINGING LONDON 66-67』。
60年代半ばのロンドンが時代の最先端をいっていた、いわゆるスウィンギング・
ロンドンと呼ばれた時代のドキュメンタリー。プラス30分のピンク・フロイドの
貴重な初期のライブ風景を撮ったものも併映。
なぜ、貴重かというとフロイドのカリスマアイドルだったシド・バレットさんの
演奏風景が見れるから。シドさんその後、キ○ガイになられ、バンドを去られます。
あわてた、バンマスのロジャー・ウォーターズさんは新しいギターのデビッド・
ギルモアさんを入れますが、これが正解。
ピンク・フロイドはお二人のぶつかり合いでどんどん大きくなります。そして
コンセプト・アルバムの金字塔と言われる『狂気』まで登り詰めます。
一般にギルモアの『狂気』ウォーターズの『ザ・ウォール』という言い方をしたり
しますが。『狂気』と並ぶコンセプト・アルバムである『ザ・ウォール』を名匠
アラン・パーカー監督(『コミットメンツ』は名作でした)を迎え映画化したのが
『ピンク・フロイド/ザ・ウォール』。
ウォーターズさんギルモアさんともうまくいかず、キチ○イになられたバレットさん
の影に怯え…と、どうにもいかない人生のどでかい“壁”についてのロック・オペラ
であります。この頃のロンドンはパンクロックの嵐が過ぎた80年代初頭です。
主演はあの名曲「I Don't Like Mondays」ブームタウンラッツのボブ・ゲルドフさん!
『モア』と『ラ・ヴァレ』はピンク・フロイドが音楽担当です。70年代初頭の作品で、
時代はサイケデリック&ヒッピー&ドラッグまっただ中でございます。
今観ると、ラリってますよね。ピンク・フロイドの音楽がトリップさせるのか、
70年代を詰め込んだといった感じですね。『ラ・ヴァレ』なんて、明らかにカルト
映画ですよね。ポップ・グループのファーストアルバムのジェケのような土人さんたち
がいっぱい出て来ます。ハチャメチャでサイコー。ドラッグいらずでトリップ出来るカモ?
(『ラ・ヴァレ』は今回、大阪も京都も上映しておりません。ひさびさの関西上映。)
と、ピンク・フロイド映画祭「あなたがここにいてほしい ~狂ったダイヤモンドの
おせっかい~」ながいわっ!…は、60年代半ばから80年代初頭までを体験できる、
非常に楽しくもあり、苦しくもあり、気持ちよくもありなゴールデン・ウィークには
もってこいのゴージャスな企画です!(無理矢理?)
で、今日の画像は、そのピンク・フロイド映画祭「あなたがここにいてほしい
~狂ったダイヤモンドのおせっかい~」もうええわっ!
の元町映画館オリジナルのかっちょイイチラシ!(どや顔)おサイケ満開であります。
元町映画館の前にありますから、持って帰ってね。
部屋に貼ろう!あら不思議、お部屋がサイケに!
というわけで、ゴールデンウィークは元町映画館で、サイコーの音でトリップしよう!
サイケな気分でドラッグいらずだっ!
もちろん皆さんも70年代サイケファッションに身を包んでいらして下さいね。
今回のモトセレのタイトルに煮詰まった時に、ふと
友人の安田君に何か良いタイトルないかなーと、お知恵を仰ぎましたところ、出て
来たのが「ピンク映画フロイドまつり」よっ!ロック漫筆家、サスガッスでございます。
(5/5からはイギー・ポップ!安田くん&ジョーのトークあり!詳細は次号で!)
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