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2011.09.03
なんとか1周年!

もう9月になっちゃいましたが。。。
8月21日。この日たくさんのお祝いを頂きました。
ありがとう。ありがとう。
ケーキ3つも食べました。
お菓子も、お花も、お酒も、ゴーヤ(?)もいただきました。
一年ヒーヒー言いながらも頑張りました。みんなでいっしょに頑張りました。
元町映画館の好きなところは、スタッフがお互いの欠点(不得手)を補い合って
いると感じる事です。上下関係が無いというか、自分が出来る事をするというか、
誰しも得手・不得手がありますが、そこをカバーし合っている。そんな感じです。
文章を考えるのが得意な人、イラストを描くのが得意な人、
お客さんとの話が得意な人、外国語が得意な人、書類の記載が得意な人、
おそうじが得意な人、お金の計算が得意な人、人前で話すのが得意な人、
片付けが得意な人、デザインが得意な人、電話対応が得意な人。。。そんな感じです。
みんながみんなを必要としているという感じが好きです。
でもやっぱり映画館の幸せは、良い映画を一緒に観て、一緒に感動するということ。
「映画館の幸せ」のブログでも書きましたが、映画は「体験」だと思っています。
映画館という空間は、何十人かが一緒に泣いたり、笑ったり、怒ったり、
感動するのを体感する場所として存在するのです。
『祝の島』の満員の時に、一緒に感動できて、映画館をして良かったーと思いました。
特に、満員だと感動がさらにたくさん伝わり、ホール中の空気を満たしていきます。
でもそういう時は、やっぱ良い映画でないとダメですよね。
私たちは出来るだけ良い映画を皆さんに提供して、
お客さんはお金を払ってそれを観て頂く。
そしていっしょに感動を分かち合う。
それが、映画館。
それ以上でもなくそれ以下でもない。
それが「映画館」だと私は思います。
嫌らしい話ですが、いや、嫌らしい話ではなくて。
映画館を存続させるのも潰すのもお客様が多く入ってくれるかどうかにかかっています。
小さな映画館が存続していくのは、お客様が入ってくれる以外にありません。
企業が出資していないということは、入場料以外のお金が入ってきません。
私の友人なんて皆口を揃えて「応援してるで」と言いますが、見に来てくれません。
映画館をしている限りは、映画を観に来てくれるのが一番嬉しいことです。
一番の応援です。
若い人は映画を見ないと、私も良く言いますが、若い人でもよく観にきてくれる
人は当然います。そんな人はどこかの映画館で観た時に「映画って良いよね」と
思ったのがきっかけで映画館に足を運ぶのだと思います。
元町映画館がそんなきっかけの映画館になれたら良いのになぁと私はいつも思います。
元町映画館は、これからも日々お客様に喜んでもらえるように努力いたしますので、
5周年、10周年と末長い応援、どうぞよろしくお願いいたします。
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