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    yujiro
    只今絶賛上映中の『リアル!未公開映画祭』には、市民社会フォーラムのご協力により、
    元町映画館独自の講演を開催しています。なんと!7名もの専門家の先生たち!
    よくこれだけ集めれましたね。恐るべし市民社会フォーラム。。。
    私も何名かの講師の先生のお話を聴かせていただきましたが、お話を聴けば聴くほど、
    世の中の総ての悪事はアメリカ政府&大企業が巻き起こしている。
    という事が解ります。直接ではなくても、結論はそこに行き着きます。
    うすうすは気付いていましたが、これほど悪いとはちょっとビックリしました。
    私は何年か前に神戸映画サークルの機関誌の映画批評でマイケル・ムーアを絶賛して、
    会員さんから叱られた事がありましたが、やはりアメリカの悪い所・おかしな所は
    どんどんどんどん明るみに出さないといけませんよね。ね?ムーアさん。
    皆さんも『リアル!未公開映画祭』を観て、いろいろ考えて下さい。


    で、ババーン!今日の画像。
    昨日、うちに裕次郎さんが来ました。あ、イタコじゃないですよ。
    ポスターって言うか、昔懐かしベニヤ直描きの絵なんですが、神戸映画資料館さんに
    お借りいたしました。
    今度、うちでゴールデンウィークに裕次郎さんの『赤い波止場』(58)を
    上映するのですが、映画資料館さんにカンバンがあるとの事で、
    うちのスタッフ(女性)がお借りしに行きました。
    昨日は風がキツくて、大きなベニヤを持って、風に煽られ、あっちへふらふら
    こっちへふらふらそっちでへらへら…しながら半泣きで帰ってまいりました。

    おー!手描きカンバンかっこいー!と皆で喜んでカバーを外すと。。。ん?
    あれ?裕次郎さんがあまり若くない。
    『赤い波止場』の時は24歳ぐらいですが、どう見ても『太陽にほえろ!』の頃
    のボスに見えます。さらにそれほど古くなさそうだし、モノクロ作品なのに
    〈カラー作品〉って書いてあるし。。。んー、微妙に何かオカシイカンバンです。
    「よっしゃ!裕次郎ね。任しときー。裕ちゃんやったら見んでも描けるわ」と
    描いたのではないか疑惑が出ております。

    いやーしかし、疑惑があろうがなかろうが、やはりイイですよね、手描き看板。
    昭和の映画にはやっぱこれよね。このゆるーい感じというかおおらかな脱力系と
    いうか、ほっこりします。

    というわけで、ババーン!ゴールデンウィーク1週間だけの特別企画!!!
    モトマチセレクションvol.3「元町が俺を呼んでるぜ!」   おー!yes!yes!yes!
    『赤い波止場』(1958)&『麻薬3号』(1958)&
    『街に・映画館を・造る』(2011)の元町特集3本です。
    『風の歌を聴け』どころではなく、2本とも53年前の神戸港・元町が舞台です。
    神戸人なら見逃せない!
    乞うご期待!!!

    ※『麻薬3号』
    実は知る人ぞ知る、日本のフィルム・ノワール。めちゃかっこイイです。
    古川卓巳監督、長門裕之さんと南田洋子さんです。南田さん美しい。。。
    これはサブカルさんに受けるのではないでしょうか?
    若いおねーさん達は見ないと後悔もんですぜ。

    ※『街に・映画館を・造る』
    実は元町映画館のメイキングフィルムです。元町映画館が出来るまでを
    監督の木村卓司さんの変な(?)感性で撮り上げたオーナーお薦め作品です。

    ちなみに今上映中の『緑の海平線』には『赤い波止場』の予告編を付けております。
    予告編だけでも1200円払いたいぐらいかっちょイイです。是非!