2012.05.02
モーレツ!イギー狂室!!

桜が綺麗わねと言ってたら、サーーっと5月になってしまいまして。
いつの間にやら世の中はゴールデンウィークに突入してました。
こいつぁうかうかしてらんねぃやね(まだ続いております幕末太陽傳ごっこ)。
というわけでそろそろブログ更新しなくちゃまたコマーシャルに侵略されちゃいます。
それではまいりましょうか。
ババーン!のババーン!
今日の画像はおなじみキング・ジョー画伯の絵にタイトルはロック漫筆家ヤスケンさん、
レイアウトは私おもしろのコラボチラシ第2弾!(第一弾はこちら)
超イケてる『実演!淫力魔人 イギー&ザ・ストゥージズ』の公開記念
スペシャルトークショーの画像です!
いやー、さすがジョー君ですね。私、彼から「絵が出来たよ」とこの絵がメールで
送られて来たとき、一瞬何か把握できず、次の瞬間思わず大声で笑ってしまいました。
直ぐに映写の2人に報告に走り、3人でまた大声で大笑いしました。
すごいですねー、このパワーあふるる絵は見るものを魅きつけてやまないですよね。
余すところなくイギー・ポップさんを表現しております。名作!
イギーさんご本人にお届けしたいぐらいですよね。
で、やはりというか、映画館の前に平積みしてたら、早くも5日の公開を前にして、
総てハケちゃいました。えらいこってす。
近隣ショップの方々で、うちの店ではまだいっぱい余っとりゃーすよーという方は
半分戻して下さいますと助かります。
てなわけで、大好評『実演!淫力魔人 イギー&ザ・ストゥージズ』の公開記念
スペシャルトークショーは5月6日(日)20時スタートです。
題して『モーレツ!イギー狂室!!』
30代後半以上の方は聞き覚えのあるタイトルではないでしょうか?関西ローカルでしょうが。
皆さんはイギー・ポップさんをご存知でしょうか?
画像を検索するとだいたい裸の写真ですが、ただの裸踊りのおっさんではありません。
その昔、サイケ全盛時代にパンクっぽいボーカルで登場し、デヴィッド・ボウイと
浮き名を流し、パンクのゴッドファーザーと呼ばれ、還暦を迎え、会社人なら
引退して年金をもらおうという65歳の今も裸一貫(←意味が違う)でクネクネしております。
映画では『ベルベット・ゴールドマイン』のユアン・マクレガーさんの役がイギーさんでした。
パンクではかのセックス・ピストルズさんがシングル『プリティ・ヴェイカント』の
B面でイギーさんの「ノー・ファン」をカバーしておりました。
レッチリさんやニルヴァーナさんからリスペクトされたりしております。
やっぱ、イギーさんはライヴを見ないとね。ということで
5月6日ゴールデンウィークの締めくくりにイギーさんの実演!映画で
テンション最高潮に上げて、トークショーでほっこりして、明日からの仕事に戻ると、
いつものだらだらゴールデンウィークからの戻りにくい仕事よりも、一層
リフレッシュして効率が上がる(当社比)ことうけあいでございます。
例によって、音楽映画は元町映画館T氏名物“うるさ目”で上映しております。
現在上映中の「ピンク・フロイド映画祭」も“うるさ目”で盛り上がっております。
お客様にはすこぶる評判が良いです。トリップできます。
映画は5月5日から11日までの一週間上映しております!連日20時からね。
万障お繰り合わせの上お越し下さい。
2012.04.08
GWは元町映画館で、おサイケに。

お久しぶりです。おもしろでございます。
桜満開の折、今日なぞはみなさん花見でドンチャンしているのではないでしょうか。
私なんて、儲からない割に、なぜか忙しい毎日でございます。
わたしも花見に連れてってー(本気)。宴会の折には是非お声掛け願います。(本気)
さて、今回はゴールデンウィークのお知らせ。
開館当初から、元町映画館は音響がイイネと良く言われます。嬉しいです。
ならモトマチセレクションにも音楽モノを入れないとね。と考えてました。
そして、とうとう満を持して、ババーンとピンク・フロイドをすることになりました。
モトマチセレクションの記念すべき10回目!ピンク・フロイド映画祭だっ!
題して「あなたがここにいてほしい 〜狂ったダイヤモンドのおせっかい〜」
長いわっと、ここで突っ込みを入れて頂いて。。。
しかし、ババーンとピンク・フロイド!と言っても、若いお方には
「ん?ピンク?元町映画館とうとうポルノ館に?そうなると思ったよ」てな具合で、
一向に伝わりません。
モノの本によれば『狂気』はアメリカでは歴代アルバム売上第2位らしいですよ、奥さん。
1位を聴いて驚きますよ。マイケルさんの『スリラー』ですから。
そんなに売れてるのに、おっちゃんがピンク・フロイド凄いねんぞ。と言っても
見向きもしないのは何故?
という訳で、私がプチ(無責任)解説をと。
60年代サイケデリック・ロックから70年代プログレッシブ・ロックを常に牽引
し続け、UKロック界に君臨し続けた巨星ピンク・フロイド。その多大なる影響は
音楽だけに留まらないのです。
今回のピンク・フロイド映画祭「あなたがここにいてほしい 〜狂ったダイヤモンド
のおせっかい〜」ながいわっ!
ラインナップは、『ピンク・フロイド/ザ・ウォール』『SWINGING LONDON 66-67』
『モア』『ラ・ヴァレ』の4本です。
初期の貴重なライブ風景もちらっとありの『SWINGING LONDON 66-67』。
60年代半ばのロンドンが時代の最先端をいっていた、いわゆるスウィンギング・
ロンドンと呼ばれた時代のドキュメンタリー。プラス30分のピンク・フロイドの
貴重な初期のライブ風景を撮ったものも併映。
なぜ、貴重かというとフロイドのカリスマアイドルだったシド・バレットさんの
演奏風景が見れるから。シドさんその後、キ○ガイになられ、バンドを去られます。
あわてた、バンマスのロジャー・ウォーターズさんは新しいギターのデビッド・
ギルモアさんを入れますが、これが正解。
ピンク・フロイドはお二人のぶつかり合いでどんどん大きくなります。そして
コンセプト・アルバムの金字塔と言われる『狂気』まで登り詰めます。
一般にギルモアの『狂気』ウォーターズの『ザ・ウォール』という言い方をしたり
しますが。『狂気』と並ぶコンセプト・アルバムである『ザ・ウォール』を名匠
アラン・パーカー監督(『コミットメンツ』は名作でした)を迎え映画化したのが
『ピンク・フロイド/ザ・ウォール』。
ウォーターズさんギルモアさんともうまくいかず、キチ○イになられたバレットさん
の影に怯え…と、どうにもいかない人生のどでかい“壁”についてのロック・オペラ
であります。この頃のロンドンはパンクロックの嵐が過ぎた80年代初頭です。
主演はあの名曲「I Don't Like Mondays」ブームタウンラッツのボブ・ゲルドフさん!
『モア』と『ラ・ヴァレ』はピンク・フロイドが音楽担当です。70年代初頭の作品で、
時代はサイケデリック&ヒッピー&ドラッグまっただ中でございます。
今観ると、ラリってますよね。ピンク・フロイドの音楽がトリップさせるのか、
70年代を詰め込んだといった感じですね。『ラ・ヴァレ』なんて、明らかにカルト
映画ですよね。ポップ・グループのファーストアルバムのジェケのような土人さんたち
がいっぱい出て来ます。ハチャメチャでサイコー。ドラッグいらずでトリップ出来るカモ?
(『ラ・ヴァレ』は今回、大阪も京都も上映しておりません。ひさびさの関西上映。)
と、ピンク・フロイド映画祭「あなたがここにいてほしい 〜狂ったダイヤモンドの
おせっかい〜」ながいわっ!…は、60年代半ばから80年代初頭までを体験できる、
非常に楽しくもあり、苦しくもあり、気持ちよくもありなゴールデン・ウィークには
もってこいのゴージャスな企画です!(無理矢理?)
で、今日の画像は、そのピンク・フロイド映画祭「あなたがここにいてほしい
〜狂ったダイヤモンドのおせっかい〜」もうええわっ!
の元町映画館オリジナルのかっちょイイチラシ!(どや顔)おサイケ満開であります。
元町映画館の前にありますから、持って帰ってね。
部屋に貼ろう!あら不思議、お部屋がサイケに!
というわけで、ゴールデンウィークは元町映画館で、サイコーの音でトリップしよう!
サイケな気分でドラッグいらずだっ!
もちろん皆さんも70年代サイケファッションに身を包んでいらして下さいね。
今回のモトセレのタイトルに煮詰まった時に、ふと
友人の安田君に何か良いタイトルないかなーと、お知恵を仰ぎましたところ、出て
来たのが「ピンク映画フロイドまつり」よっ!ロック漫筆家、サスガッスでございます。
(5/5からはイギー・ポップ!安田くん&ジョーのトークあり!詳細は次号で!)
2012.03.09
映画館の何たるか

もうそろそろホトボリも冷めた頃なので、コソっとアップ。
というわけで「映画戎」皆さんの予想通り緊張しまくりで、ちゃんとお客さんに伝わった
のか良く解らないトークになりました。
しかも2時間しゃべりまくりでも、時間が足りなかったとは。。。とほほですね。
あと2時間あれば。。。ってみんな帰ってしまいますか。
やはり、大勢の前ではおもしろ発揮出来ませんでした。二人っきりで、ピロートークでしたら
得意なんですが。。。ってもう良いですか。そうですか。
やはり、男は黙ってサッポロビールですね。て、私お酒も飲めません。ギャフン。
気持ちを切り替えまして。今回の画像はモトマチセレクションです。
「モトマチセレクション」てば「“今、スクリーンで観たい映画”を元町映画館独自の
視点で選ぶ、新旧洋邦、ジャンルも問わずの不定期企画」です。
去年10月からなので、約5ヶ月ぶりのモトセレです。今回でvol.7。
タイトルは「映画の灯をともし続ける町に。」選んだ映画は『小さな町の小さな映画館』です。
有名な映画ではありません。
しかし、元町映画館が自信を持って、モトセレにしているという事は、是非皆さんに
観て頂きたいという強い思いからです。3月16日まで只今絶賛上映中!
映画は北海道の浦河町という海辺の小さな町にある、一軒の映画館「大黒座」の物語です。
この映画館は93年もの長い年月営業しています。93年前と言えば大正時代ですね。凄いです。
しかし、この映画を選んだ理由は「元町映画館も大黒座を目指して頑張らなきゃね」という
思いではないです。(いや、頑張るのは頑張りますけどね)
そうではなく、この映画館の館主(現在は四代目)ご夫婦がとても素晴らしいのです。
いや、館主だけではなく、大黒座にかかわる総ての人達がとてもいきいきしていて、
たまらなく愛おしいからです。
皆さん映画好きなのはモチロン、ちゃんと(←ここ大事)生きておられます。
楽しそうに仕事をして、いや問題はいろいろとあるでしょうが、最終的には楽しそうに
生きているんです。経済的には皆さんそれほど裕福ではなさそうです(失礼!)が、
愚痴や文句など声高に言うのではなくて、人生を謳歌しているという感じです。
こういう世界を見ると「幸せってなんだろう」とか「豊かさとはなんだろう」と考えず
にはいられませんよね。皆さんもこの映画を観たら浦河に住みたくなると思います。
浦河に住めば、ギスギスした私の心も豊かになるのではと思ってしまう。
そんな人生讃歌映画です。
この映画のポスターになっている鈴木翁二さん(ガロで有名な『オートバイ少女』の原作者)
の絵が、これまたサイコーにかっちょよくて、おもしろいです。
皆さんも元町映画館に来てポスターを見て下さい。細かくて端から端まで見所満載!と
いった絵です。あ、これポストカードになってて受付で売っていますので、是非
一家に一枚どうぞ。たったの100円。超お買得。
鈴木翁二さんも浦河に住んでしまってます(笑)。映画にも出演されてます。
これがまためちゃめちゃ男前ですねん。惚れてまうやろーですわ。
映画の中で言いますが、経済とは離れたところに映画館はあり、お金は1つの道具だから。
あればあるで良いが、無ければ無いだけの生活をすりゃあいい。と。
大黒座の四代目ご夫婦の最後のお話が、とても同感で、嬉しくて(例によって)私
泣いてしまいました。泣きながら、うん。うん。と頷いていました。
いくらヤメたくないヤメたくないと思っていても、映画を観に来てもらえなければ、
映画館は続けられません。
ご夫婦は言います。「映画館をなんとしてもやらなければならないというのは無いです。
大変ですけど、ヤメなきゃいけないという理由にもならないですしね。
もし、お客さんが観に来てくれなくなれば、それはこの町に映画館はいらないということ
なので、ヤメたらいいと思う。」と。
93年も営業している映画館を止めるのは並大抵の気持ちでは出来ませんよね。
凄い人だなと思います。“映画館の何たるか”を確実に理解している人の言動ですよね。
ご夫婦の顔がとても優しくて心から癒されます。
逆にこういう考えだから、大黒座は続いているのかも知れませんね。
お客さんが続く限り映画館は続くのです。
この映画のキャッチフレーズは大黒座三代目の口癖
「映画を見ない人生よりも、見る人生の方が豊かです」
元町映画館もイイ映画館になれるかな。
2012.02.11
ちょっとテンバって来ております!

ババーン!これを聴けば貴女も元町映画館通(つう)に!(何のため?)
てことで、
わたくし、西宮鳴尾文化ホールの木曜講座『映画戎』でトークします。
これね→★
で、テンバっております。
2月16日(がっつり平日の木曜日)14時から2時間(!)
タイトルは『ファンが生んだ商店街の映画館―元町映画館の軌跡』とか。
なんと!たっぷり2時間元町映画館の話をします。裏話なんかしちゃったりなんかして。
パソコンの中身を全部晒します!
元町映画館のあんなモノやらこんなモノ、いやーん、こんな初期の恥ずかしいモノまで!
と何が出るかお楽しみ。本邦初公開のモノもたくさんあります。
ディープ・セイジュンならぬディープ・モトエイ
しかし、小学校から手を挙げる事すらも恥ずかしかったわたくしは、
大きなホールで壇上に立つなど考えただけで、目が回ります。
おしっこチビったらご勘弁。
こういう人前でのお話になると、壇上に立っている私をご覧になった事がある
元町映画館ファンならご存知でしょうが、「またおもしろさん緊張して
しまって『アワあわアワあわ』とか『あれのあれがあのーそのー』とか
なってしまうのでは」という楽しみ(?)もあります。
(ダメ!そんなとこ楽しんじゃ!)
てことで、「木を見て森を見ず」なたっぷり2時間喋り続ける、いやさ、
“しゃべくり”続ける(8割はムダ話もしくは一人突っ込みでしょうが)
まったく人には役に立たないスペシャルトーク!乞うご期待!
もちろん入場無料!問答無用!天地無用!
皆さん、万障お繰り合わせの上お越し下さいね。
アクセスはこちら→★
だいじょうぶか!?おもしろ。
よけいにハードルあげちゃったよ。ぎゃふん!
2012.01.22
みんな映画を愛しているぞ!

皆さまこんばんわ。今日の画像はぼけぼけぼけぼけですが。
今日の元町商店街は春節祭の龍の舞でドンドンシャンシャンと盛り上がっております。
ま、外に人は溢れておりますが、元町映画館には入って来ませんね。
『CUT』やってますよ。と。
『ヤクザガール』もとっても良い映画なんですが。。。
『CUT』はアミール・ナデリ流の映画愛の表現の仕方といった映画です。
ストーリーなんてもうどうでも良いのではないでしょうか。
今の映画界の現状を憂いて攻撃的に表現しますが、私はとても“変”で楽しい映画でした。
映画を直に浴びて身体を癒すという映像は、おもしろかったです!
先日大森一樹監督がうちに『CUT』を観に来られ、高笑いで出て来て
「いやー、おもろかったわ」とおっしゃってました。
たぶん私と同じような見方なのでしょうね。しかし帰り際に
「いやー、でもこれは客来んぞ」と一言。。。ギャフン!
『CUT』はお客さんのあいだでも賛否両論です。皆さんはどう観ました?
先日『幕末太陽傳』を観ました。いやー、凄かったです。
観ていて、最初は心の中で驚きの拍手。それが喝采になり、そして最後には、
これが涙に変わってしまいました。途中から泣きっぱなし。
もちろん涙を誘う映画ではなく、がっはっはと笑う映画ですが。
しかし、映画が好きな方ならこの映画涙無しには観れないんじゃないかなと思います。
お金は一文も無しだが、したたかに、持ち前の才覚でぐんぐんと皆から好かれ、
信頼され、そしてその信頼に応えてしまう“居残り佐平次”。
画面狭しと動き回るフランキー堺の足先から頭のてっぺんまで、その動きの
すべてが「芸」といわれるものであり、そうだ!これこそが「役者」だったのだ!
と思わずにはいられない。
いや、フランキー堺だけではない。左幸子が!南田洋子が!石原裕次郎が!
小林旭が!二谷英明が!金子信雄が!西村晃が!岡田真澄が!小沢昭一が!
芦川いづみが!菅井きんが!山岡久乃が!。。。
みんなめちゃめちゃ楽しそうに動き回ること!
そう。そこに出演している全員の身体の奥底から溢れ出るもの凄いパワーに
圧倒され、そして私は涙しました。
そこにいた全員(出演者のみではなく制作側も、たぶん一人残らず)が映画を
愛して、良い映画を撮ってやるぞと思っていたに違いない事が画面全体から溢れ、
伝わって来る。
嗚呼!こんな時代があったのだ!全員が映画を愛しているぞ!
日本映画黄金時代とはこれなのか!まさに黄金時代だ。
あの時代に自分が映画屋をしていたなら幸せだっただろうなと思う。
現在、確実に昔を懐かしむであろうし、今の映画業界に嘆いているに違いない。
映画が撮られた1957年(昭和32年)は戦後僅か12年しか経っていない。
しかしこの後の高度成長期に至る日本人のパワーを『幕末太陽傳』は
余す所無く描いている。今の自分も頑張らないとなー。とひとりごちたり。
この映画を東北の被災者の方々に見てもらいたいと思う。
元気をもらえるんじゃないかと思う。とキレイな締めを私がするわけもなく、
今日も元町映画館のロビーでは“幕末太陽傳ごっこ”で「ごめんなんし〜」とか言ってます。
ぎゃふん。
『幕末太陽傳』はシネ・リーブル神戸さんで。まだやってる!是非!
元気もらえるよ。
あ、『CUT』『ヤクザガール』は元町映画館ね。よろしくどーぞ。






