上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    モトセレ2
    どーも。映写に回されまして忙しくて、なかなか落ち着いて文章を書けません。
    前回に引き続き、モトマチセレクション特集第2回です。

    “今、スクリーンで観たい映画”を元町映画館独自の視点で選ぶ、
    新旧洋邦、ジャンルも問わずの不定期企画、
    それが「モトマチセレクション」です。

    以下のフォーマットで表記しています。
    ①上映期間
    ②サブタイトル
    ③タイトル
    ④上映作品

    Vol.7
    ①3/3~3/16
    ③映画の灯をともし続ける町に。
    ④『小さな町の小さな映画館』
    この作品は普通に巡回上映していますので、本当はモトマチセレクションという
    特殊枠を設けないでもよかったのですが、タイトル通り、小さな映画館のお話で
    他人ごとではない感じでして、とても良い映画でしたので、モトセレに入れて
    しまいました。他人事ではないと言っても、映画の主役の大黒座さんは大正時代
    から続いている映画館です。しかしそれでもエラそうに肩肘張った感はありません。
    当時のブログにもかきましたが(こちら→)現在の館主ご夫婦がとても素晴らしく
    て、たまらなくて、私は泣いてしまいます。
    モトセレタイトルの「映画の灯をともし続ける町に」というのは私の願いであります。
    大黒座を目指すというより、館主のようになりたくて映画館をしましたから。
    まあ、しかし私の場合4年で終わってしまいました。

    Vol.8
    ①3/10~3/16
    ③見えなかったものと、見えたもの。
    ④『3.11 A Sense of Home Films』
    この映画は、一般公開されていませんでした。3.11の震災の為に、河瀬直美さんが
    呼びかけ人となって、短編を依頼して集まったものを1本にしたオムニバス映画です。
    奈良の映画祭が製作でワールドプレミアをして、その中の一編を撮ったビクトル・
    エリセさんも来日されたのが話題になりました。
    この作品は私ではなく、うちにボランティアで来ている人が、上映しようと一生懸命
    に頑張って実現した企画です。タイトルも私がつけたものではないです。
    しかしその中の監督の一人である、山﨑都世子さんが舞台挨拶に駆けつけて下さったり、
    その後も交流が出来ましたので、とてもよかった企画であったと思います。
    ボランティアさんの一声でこんな企画もするのがモトマチセレクションの良いところ。

    Vol.9
    ①3/17~3/23
    ③遠くの難民、近くの難民
    ④『すぐそばにいたTOMODACHI』『ビルマVJ 消された革命』
    こちらの作品は在日ビルマ人のお話です。国に帰れず、日本の難民制度にも阻まれ
    過酷な状況にあるにもかかわらず、3.11東北大震災の被災地でのボランティアをして
    いたというお話です。少し前に上映された『ビルマVJ』と共に上映して、ビルマ
    難民の支援をしている中尾さんと箱田さんのトークも開催し、ビルマ難民の現状を
    知ろうという企画です。モトセレタイトルは私が考えたものではありません。
    もちろんチラシはオリジナル。

    Vol.10
    ①4/28~5/4
    ②ピンクフロイド映画祭
    ③あなたがここにいてほしい~狂ったダイヤモンドのおせっかい~
    ④『ザ・ウォール』『モア』『ラ・ヴァレ』『SWINGING LONDON:ロンドン66-67』
    これはゴールデンウィークの目玉にしようとして失敗した企画です。
    あ、タイトルは私です。ピンク・フロイド好きなら解るアルバムや曲のタイトルを
    繋げたものです。しかし『ザ・ウォール』がフィルムで音が良かったので、ちょっと
    爆音気味上映をしたところ「元町映画館は音が良い」との称号を戴きまして、そこ
    は成功ですね。ほかの作品は60~70年代B級映画まっただ中という感じで、私は
    面白かったですが、皆さんには「は?なんじゃこれ?」という感じでしたね。
    あ、当時のブログにはピンク・フロイドのおもしろ説明もありますのでどうぞ。
    こちら→
    そして何よりチラシが素晴らしくて私は大好きです。これは現支配人の林さん作で
    ございます。サイケでキレイです。良く出来ました◎。

    Vol.11
    ①7/7~7/13
    ③YOUNG DIRECTORS A GO GO! ーndjc傑作選ー
    ④『あかり』『パーマネントランド』『動物の狩り方』『アンダーウェア・アフェア』
    『琥珀色のキラキラ』『第三の肌』『UFO食堂』
    こちらも私はあまり咬んでいませんが、ndjcという若手映画作家育成プロジェクト
    からの上映依頼でした。直接は『あかり』の監督が神戸出身で是非元町でとのこと
    だったと思います。これまでに撮られた全33作品の中から元町映画館で7作品選んで
    上映しました。
    『動物の狩り方』には今をときめく能年玲奈ちゃんが出ており、上映時も
    「この娘誰?めちゃめちゃかわいい!」とスタッフ間では話題になっていましたが、
    お客さんは少なかったですね。今なら、それだけで相当入ったでしょうね。
    これもチラシはオリジナルで、スタッフAさんです。とても可愛いチラシです。

    Vol.12
    ①7/14~11/2
    ③追悼テオ・アンゲロプロス
    ④『旅芸人の記録』『狩人』『アレキサンダー大王』『シテール島への船出』
    『蜂の旅人』『霧の中の風景』『こうのとり、たちずさんで』『ユリシーズの瞳』
    『永遠と一日』『エレニの旅』
    こちらはちょっと言わして頂きます(笑)。
    1月にアンゲロプロスさんが亡くなったというのに、どこもなぜか上映をしません。
    それならうちがさせてもらいます。という感じで、関西で一番最初に上映を決めた
    のは私です。やるなら旅芸人以降全部やります!と豪語したものの、いっぺんに
    10本入れるとスクリーンが1つの当館は他の作品上映を圧迫しかねます。
    なので、ゆっくりと3ヶ月半で間を空けて上映しました。初の実験的な上映でした。
    でもいっぺんにするよりお客さんはちゃんと観れたとのご意見を戴きましたので、
    それで良かったかなと思います。
    あと、アンゲロプロスさんはギリシャ情勢とか理解する必要があるので、当時の
    パンフレットの抜粋の配布もしました。
    これも皆さんにはとても喜んで頂けたみたいで、良かったです。
    このちらしもオリジナルでかっこ良くできました。スタッフAさんです。こちら→
    当時のブログでもお客さんの様子などをいっぱい書いています(こちら→

    Vol.13
    ①8/18~8/24
    ②元町映画館2周年記念!
    ③幻想の魔術師カレル・ゼマン
    ④『ブロコウク氏 映画製作の巻』『クラバート』『水玉の幻想』『クリスマスの夢』
    『ホンジークとマジェンカ』『鳥の島の財宝』『盗まれた飛行船』
    こちらは、1周年は私の企画でしたので、2周年は林さん企画で。という事で、
    林セレクションです。私はシュワンクマイエルはいっぱい観てますが、ゼマンは
    あまり好きではないので少ししか観ておりません。なので林さんにお任せで。
    チラシは例によってスタッフAさんです。こちら→
    いつも素晴らしいセンスですぅ。
    1周年も2周年もそして3周年も、全国で元町映画館でしか上映していない企画
    なので、映画館としては映画館冥利につきるというものです。
    唯一無二の元町映画館ですから。2周年のブログはこちら→

    Vol.14
    ①9/17~9/30
    ②『かぞくのくに』アカデミー外国語映画賞日本代表選出記念!ヤン・ヨンヒ監督特集
    ③ひとつのかぞく、ふたつのくに
    ④『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『かぞくのくに』
    こちらは『かぞくのくに』を上映して欲しいとの配給からの依頼でした。
    リーブルさんで盛況だった作品なので、後からするのはいやだなと思い、断ろうと
    しましたが、私は個人的にヤン・ヨンヒ監督の『ディア・ピョンヤン』がめちゃ
    素晴らしい作品だと思っていたので、ちょうど良かった、旧作も出来たらいっしょに
    モトセレで上映しようと思い考えた企画です。何とか監督も呼べましたし、お客様も
    いっぱい来られて、とても大成功な企画になりました。
    モトセレタイトルも私が考えました。ちょっと気に入っております。
    『かぞくのくに』に感動した人に『ディア・ピョンヤン』を観てもらえば必ず
    素晴らしさが伝わると思ってやりました。『かぞくのくに』の上映前にマイクで
    『ディア・ピョンヤン』の説明をして頑張りました。
    「元町映画館ならこう上映する」という強い意思が少しでも伝わったように思います。
    その私のコーフンぶりがわかる当時のブログはこちら→

    Vol.15
    ①12/22~12/28
    ②『こっぴどい猫』公開記念 今泉力哉監督特集
    ③男と、女と、今泉力哉と。
    ④『STUDENTS&TEACHERS』『nico』『tarpaulin』『TUESDAYGIRL』
    『最低』『微温』『此の糸』
    今泉力哉監督は、まだまだ知られていません。が、私が『こっぴどい猫』を観てピン
    と来まして。この人は天才ではなかろうか?と思いました。
    で、調べると短編でもいろいろと賞を取っており、ちょっと気になって、監督に直接
    お願いして短編のサンプルを送ってもらいました。で、やっぱり天才だよね。
    という結論が出まして、勝手にモトセレで特集上映をしてしまいました。
    特集上映なんて東京でしか、されていない新人監督なのに、私の独断で地方初の特集
    上映をしてしまいました。
    この企画は、個人的にはとても良かったと思うのですが、他の人はどう思ったか
    わかりません。今泉さんも(奥さんに諭されて)東京からわざわざ来て頂けたことは
    とてもうれしかったです。
    タイトルはいろいろと悩みましたが、これが一番気に入っています。チラシの解説文
    も私が、書きました。
    新作『サッドティー』はまだ観ていませんが、天才なので良いに決まっております。
    東京国際映画祭でプレミア上映されたみたいですね。
    当時のブログ「今泉家」はこちら→
    チラシはもちろんAさんです。めちゃめちゃかっこいいです。私もお気に入りです。

    というわけで、第二弾(2012年分)終了。
    残すところ、あと一回。
    最終回に続く。
    スポンサーサイト

    どうも。突然ですが、今日は重大(でもないか)発表。
    もうご存知の方もおられますが、わたくし8月末をもちまして支配人を降りました。
    理由は、まあ諸般の事情ということで。お茶を濁しときます。
    9月1日からは、支配人は林未来さんに代わっております。
    支配人が代わっても、皆さん元町映画館の応援よろしくお願いいたします。

    で、私の奮闘も終わりましたので、このブログもそろそろ閉じようと思います。

    まあ、急なので、最期に3回に渡って、モトマチセレクションをまとめて終わります。

    “今、スクリーンで観たい映画”を元町映画館独自の視点で選ぶ、
    新旧洋邦、ジャンルも問わずの不定期企画、
    それが「モトマチセレクション」です。

    現在まで、22回のモトマチセレクションを開催しました。
    まとめましたので、
    以下のフォーマットで表記しています。

    ①上映期間
    ②サブタイトル
    ③タイトル
    ④上映作品

    Vol.1
    ①1/15~2/4
    ③スタッフが選んだ2010年ベスト作品
    ④『息もできない』
    開館当初から、通常上映(所謂全国順次公開作)以外の旧作も上映したいと思っていたので、
    どうやってスキマを作って上映するか。と考えている間に「元町だけの上映を強調する」
    名前を付けてしまって、通常は回っていないが、元町映画館が今、皆さんに特に観てもらい
    たい作品。を上映するために「モトマチセレクション」は企画されました。
    第一回目は、年間ベストテンをしたいが、10本する枠が無いので、1本だけ上映ということ
    になり、そうだこれをモトセレにしてしまえ。という事で、始まりました。
    『息もできない』はモトセレに決めた後、キネ旬でクリントイーストウッドを抜いて、
    外国語映画賞の1位に選ばれたのも幸いし、当館でも盛況でした。
    モトマチセレクション、幸先の良いスタートとなりました。
    当時のブログはこちら→
    控えめの紹介ですね。ちょっと自分でもビビっていたのではないかなと思います。

    Vol.2
    ①3/19~4/1
    ③戦争を知ろう。戦争を考えよう。
    ④『緑の海平線 ~台湾少年工の物語~』
    配給会社もなく自主上映のかたちで、関東でひっそりと上映をしていただけの本作は、
    何かの本で解説を観て、台湾好きの私は個人的に上映したいと思っていました。
    あまりよそで上映していないこともあり、モトセレにしました。台湾の少年たちが
    日本に戦闘機を作る工場に出稼ぎに来て、終戦を迎えた後も、台湾に帰るもの、中国へ
    行くもの、そして日本に残るもの、と全く違ったその後の激動の時代を生きて来た時代
    を描いた作品でした。監督が台湾から舞台挨拶に来られたり、実際に少年工だった
    長田で中華料理店を営む、陳栄和さんにもお会いして、その後の人生のお話を聴いたりと、
    とても感動したモトセレになりました。モトセレを作って本当に良かったと思いました。
    この作品はブログにもちゃんと書いています。こちら→
    この中に私が書いていた文章「終戦時の感情はどうだったのでしょうか?
    自分は日本人だと思っているので、戦争に「負けた」と思ったのでしょうか?
    次の瞬間には戦勝国側に立っていたのでしょうか?」
    に対する答えは『台湾アイデンティティー』に少しあるように思います。

    Vol.3
    ①4/30~5/6
    ③元町が俺を呼んでるぜ!
    ④『赤い波止場』『麻薬3号』『街に・映画館を・造る』
    ゴールデンウィークに何か特集をしよう。ということになり、開館前に斜め向いの
    服屋さんが『麻薬3号』を上映して欲しいと「小さい時に、家の前で映画(麻薬3号)の
    撮影をしていた。ビデオにもなっていないので見れない」と言うので、追跡調査をしました。
    すると昭和33年の作品で、日活の作品で長門裕之さん主演でフィルムも現存していたので、
    いつか上映しようと思っていました。
    ということで、裕次郎さんのこれまた同じ年に元町界隈で撮影された『赤い波止場』と
    そして、当館のメイキングとして木村卓司監督にお願いしていた作品も出来上がったという
    ことで、3本で、タイトルを(タイトルはだいたい私が考えるのですが)ハードボイルドっぽく
    「元町が俺を呼んでるぜ」にしてモトセレで上映しました。
    『麻薬3号』の上映で特筆すべきは、三宮高架下の茶房ジャヴァが映画に出て来ます。
    それで、ジャヴァさんにご挨拶に行ったら、親子三代でめちゃめちゃ喜んで下さいまして、
    全員で観にこられ、おかみさんは何と、5日間も通って下さいました。
    とっても懐かしかったんでしょうね。死ぬまでに見れないと思っていたそうです。
    こんなに喜んで下さってモトセレの甲斐もあったということですね。
    その時のブログ記事はこちら→

    Vol.4
    ①6/4~6/17
    ③原発の「安全神話」を考える。
    ④『ナージャの村』『祝の島』
    東北の震災から3ヶ月。他の映画館に比べ、元町映画館は所謂「震災もん」の映画の
    上映を避けて来ました。それは気持ちの整理が出来ていないうちに、報道ではない
    映画館がほいほいと軽く上映すべきではないと私が思ったからです。
    (ちなみに私も神戸の震災では全壊した家の下敷きになりました)
    しかし、原発となれば話は別です。これは天災ではなく、明らかに人災であります。
    『祝の島』の初日には小出裕章先生の舞台挨拶もあり、朝から長蛇の列でした。
    連日テレビに引っ張りだこの小出先生をお呼びできたのは、実は上映とご講演は震災前
    に決めていたのでした。
    この企画は市民社会フォーラムの主催で『祝の島』上映に、元町映画館が『ナージャの村』
    をカップリングにして、モトセレにしました。
    震災がなければ、こういった映画は一桁しかお客さんが入りません。
    小出先生が来られても、普通なら、満員になったかどうかわかりません。
    この時のブログはとっても良い話(自画自賛)なので、是非お読み下さい。こちら→

    Vol.5
    ①8/20~8/26
    ②元町映画館1周年記念!
    ③支配人の映画人生を変えた監督、ビクトル・エリセ。
    ④『ミツバチのささやき』『エル・スール』
    こちらは1周年記念モトセレです。1周年記念に何を上映するか迷いました。
    で、今回は一生に一度で良いから、ビクトル・エリセを上映したいと思っていた、
    私のワガママで上映決定してしまいました。タイトルを見てもらったらわかる通り
    「私の人生を変えた監督」の作品ですから。まあ、本当にこれで思い残す事もありません。
    チラシには、あのバウシリーズにモトマチセレクションのロゴが入るのですから。
    支配人辞めるのは今ではなくこの時に辞めるべきでした。
    この想いはこの時にもブログで書きました。こちらへ→

    Vol.6
    ①9/17~9/30
    ③パレスチナの現在(いま)・・・
    ④『いのちの子ども』『ピンク・スバル』『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』
    こちらはパレスチナについての3本の上映依頼が来たので、モトセレにして、特集を組もう
    と思いました。そしてパレスチナ問題を多角的に考えるため、『いのちの子ども』では
    医療関係者から、『ぼくたちは見た』ではジャーナリスト、そして『ピンク・スバル』では
    アラブ文学研究の京大教授を、それに小川和也監督、古居みずえ監督と、3週間に渡り、
    総勢7名の著名人にトークをして頂きました。
    全部に参加した方は、パレスチナを多角的に見れたのではないかと自負しております。
    特に、岡真理さんに(コメディである)『ピンク・スバル』が入っているところが良い企画
    ですねとお褒めのお言葉を頂いた事は嬉しかったです。
    しかし、この事は、当時のブログには報告していなくて、ダメですね私。

    2011年は以上です。
    トップの画像をクリックすれば大きな画像がでてきます。
    ま、こんな感じで、3回に渡って(1回に1年分)モトマチセレクションのまとめをして
    ブログを締めくくろうかと思っております。次回第二回は2012年のモトセレです。
    来週ぐらいにはアップします。

    よろしくどーぞ。
    gypsy1
    うひょー!
    あぢー。溶けそうですぅ。

    先日の文章は半年前に、一度アップを取り止めて、結局アップしちゃいました。
    でも、やはり今でもアップはしない方が良かったかなーとも思います。

    あ、デジタル映写機は何とか今年中には導入する予定であります。
    モチロン!35ミリ映写機は棄てません!


    そんなこんなで、いつの間にやら3周年。
    なんだかんだで、騒いでる間に3周年。
    早いです。あっと言う間。
    オープンの日はつい最近だったと思ったのに。

    いやーしかし!
    元町映画館を愛して下さった皆さんには心から感謝しております。
    ありがとー!ありがとー!ありがとー!

    映画館を作る前には、3年持てば良いんだがと密かに思っておりました。
    (いや、スタッフにそんなネガチブな事言うと怒られますので)

    今日からの週は3周年祝いという事で、ハデーにまいります。
    お祭り週間でまいりましょー。

    お祭り週間、一発目は、あの!永瀬正敏さんの舞台挨拶ですよ!
    これからして、3年前には考えられませんでしたね。
    ゲーノージンさんですよ。キョンキョンの元夫ですよ(これは言うたらあかんのか)
    名作『ミステリー・トレイン』の永瀬さんですよ。
    『コールド・フィーバー』の永瀬さんですよ。
    濱マイクですよ。
    凄いよね。ドキドキもんですね。
    明日会ったら、ジョー・ストラマーの話をしよう。

    で、その次の目玉は、3周年記念「真夏のジプシー映画祭」であります。
    今日の画像は、モチロン元町映画館が作ったオリジナルチラシであります。
    かっちょイイでしょ?どうよどうよ。
    もちろんのモトマチセレクションだーよ。
    コーフンするよね。踊ったりしたくなりますよね。

    ジプシー映画の名作4本集めました。
    本当はクストリッツァの『ジプシーのとき』が一番上映したかったんだけどね。
    『ジプシーのとき』を皆さんに観てもらいたかったです。
    クストリッツァは『アンダーグラウンド』ばっかりが取り上げられますが、
    オレは『ジプシーのとき』が一番好き。
    『パパは出張中』も良いですけどね。
    しかし、無いのよ。DVDさえ出てないっちう話ですやん。
    『黒猫 白猫』でさえもう日本には上映権がないのよねー。

    まーね。かといって、元町映画館テケトーに選んだわけやないのよ。
    一生懸命選ばせて頂きました。ありがとうございます。

    ジプシー音楽映画としては、頂点じゃないでしょうか?名作『ラッチョ・ドローム』。
    セリフなど無い、全部歌で表現しています。
    幸せも過酷な日々も、みんなね。
    説明なしで、カメラワークで旅する映画。歌だけで、通じるジプシー。凄い映画です。

    あ、そうそう。元町映画館のお誕生日の8月21日には『ラッチョ・ドローム』の
    パンフレットにもイラストを描いているスズキコージさんがいらっしゃいます!
    gypsy2
    この絵めっちゃエエよね。
    そして旧グッゲンハイム邸の森本アリさん率いる三田村管だけ団?
    (三田村管打団?の縮小ユニット)も、お祝いに駆けつけて下さいます。
    とても豪華ですねー。

    皆さんも、踊りながら、お祝いに来てね。
    いっぱい来てね。みんなでお祭りしよう!


    そして3周年特集後の9月は、
    9月1日には石井岳龍監督と渋谷哲也さんも、
    9月14日には丹生谷貴志さんと鈴木創士さんもトークをして頂けます。
    あ、まだ発表しませんけど、26日にもビッグなトークショーをする予定であります。
    凄いよねー。元町映画館。成長したよねー。

    元町映画館。何だか大変ですけど、面白くなりそうな、今年の後半であります。
    乞うご期待!
    iggy
    どっせーぃ!
    すんません。ちょっとかけ声ぐらいかけんと半年ぶりのブログ書き込みなんで
    ちょっとビビっております。

    細々と生きております。

    お久しぶりでございます。
    と言ってももう忘れ去られてるでしょうから、こそーりと更新させて頂きます。
    今日のお話は「元町映画館」の公式ではなく、わたくし個人としての意見ですので、
    ご質問&クレームは総てわたし宛に、このブログにお願いします。
    何なら、映画館にいつでもお話しに来て下さい。

    実は半年前に書きかけでアップしなかったお話を今日はアップします。
    めちゃ長いです。拡散するつもりはないのでわざとです。興味がある方だけどうぞ。

    半年前に浅井さんに、いろいろと責められましたが、アップリンクさんには劇場もあり、
    劇場側の苦悩を知らないわけでは決してないということを考えると、やはり
    「考え方の違い」だと思う。
    お金の問題は、そこは企業努力で何とか解決しろ。という事である。
    とても明確で解り易い解決法である。

    しかし私は、ミニシアターのデジタル問題と企業努力は関係ないと思います。
    私が問題にしているのは不公平を押し付けられていると思う事です。

    元町映画館は非営利団体の一般社団法人です。
    元町映画館はバブル期に全盛だったミニシアターを目指しているわけではないし、
    シネコンに対抗するつもりもない。出来れば、シネコンのような設備が欲しいです。
    単にお金の問題です。
    「良い映画」にお客さんがたくさん来るとは限らない。たくさんお客さんが
    来るのが、良い映画だとは限らない。(良い映画の定義にもよりますが)

    良い映画をシネコンで上映するようになれば、ミニシアターなど必要ないと私は思う。

    専門家や、私と意見の違う、デジタルで完璧なサウンドシステムを目指す人には、
    全然設備がなっていない!とお叱りであろう。しかし、元町映画館で画質や音響が
    悪いとお客さんに言われた事はない。(良いと言われた事は多々あります)
    これは「客なんてそれほどの違いが理解できるかよ」とお客さんをバカにしている
    のではなくて、私は純粋にお客さんの目指しているのは、完璧な画像や完璧な
    音響システムではないと思う。
    そりゃ、きれいな画像や音響にこしたことはない。だから、良い映画をシネコンで
    上映するようになれば、ミニシアターなど必要ないと私は思うのだ。
    しかし、そういったお客さんは少しぐらい悪い環境でも「見たい作品」が上映されて
    いる映画館に行くのではないだろうか?と私は思う。

    私が映画館をする前は、もちろん映画好きの普通のお客さんだった。
    暇さえあれば映画館に通った。そんな時にも、画像が汚い(もう全く字幕が見れない
    とかそこまで酷いとダメだと思うが)とか、音響が悪いと言う理由で映画館に
    行かなくなる事はまったくなかった。それは、その作品が見たいので、近場では
    この映画館しか上映していないからだ。感謝して観にいっていた。
    環境などどうでも良い。映画を映画館で見たいだけなのだ。シネコンが総ての映画を
    取りこぼさなく上映することになればミニシアターなどいらない。
    設備の良い映画館に越したことはない。
    (家でDVDやブルーレイで見て、満足できる人はこの意見には反対でしょうが。)

    大黒座の話をした時にも書いたが、店主が「お客さんが来なくなれば映画館は
    閉めるだけ」という言葉が全てです。
    でもお客さんが入らないのは時代だと思う。

    「儲かる映画」はシネコンが上映し、単館系の「儲かる映画」は神戸では
    シネ・リーブルさんが上映をする。
    シネコンもリーブルさんも上映しない映画「儲からない映画」はこちらに回ってくる。
    そのうえ集客できないのは企業努力が足りないと言われる。
    『少年H』をうちで上映させてくれたら、満員にする自信ありますよ。
    500万ぐらいすぐにどうにかなると思いますよ。
    いや、配給に文句言っているわけではありません。儲からない映画の中にも良い映画
    や名作はたくさんありますので。

    そんな上映環境の悪いボロっちい映画館が映画館と言えるのか、そんな小さな
    スクリーンでそれでも映画館と言えるのか、というお怒りでしたら、
    「映画館という名前を付けてすみません」と素直に謝るしかない。
    そんな映画館は潰れてしまえば良いのだ。という事でしたら、反論はいたしません。
    しかしお前とこに金がないのは企業努力をしていないからだろ。責任転嫁をするな
    と言われれば、納得がいきません。
    お金の面ではそうかもしれないですが、文化継承や映画文化を盛り上げる努力や、
    芸術などに関しての努力は、ミニシアターの方が努力しているのではないかなと
    私は思っています。
    だからミニシアターのデジタル問題と企業努力は関係ないと思います。

    問題は配給会社はデジタルにしたら、コスト面に恩恵がありますが、劇場には
    全然ないと言う事。デジタル推奨派はデジタルにしたら、本当にお客さんが増える
    と思っているのでしょうか?フィルムが嫌で、今までは映画館に行かなかったけど、
    デジタルになればキレイになったから行こうかしら。と言うお客さんがどれだけ
    いるのでしょうか?これは企業努力とは関係ないことだと私は思う。
    2000万の寄付をして欲しいと言っている、市民映画館もきっと企業努力は
    一生懸命していると思います。

    私が東○の経営者なら、デジタル化は推奨するでしょうし、配給会社だったと
    しても推奨します。だって経費削減になるというんだから。
    しかし映画館、特にミニシアターの経営者なら、絶対にデジタル化は推奨しないです。
    フィルムで上映したいです。だって設備投資に大金がかかるんだから。
    経費削減にはなりませんよ。
    新しい機材を入れたからと言って、利益はあがりません。可能性として3Dなどの
    上映が出来るとか言いますが、3Dの上映をしたいわけもありませんし、
    所謂デジタルのメリットの部分で良く言われるものは何一つとして魅力を感じません。
    それなら、映画館を辞めろとおっしゃるかもしれませんが、そうですよね。
    その論理の方が、企業努力とか言って騙されるより、何倍も納得します。私は。
    まあ、私の一存で映画館を閉じる事は出来ませんので、単に私が辞めて終り
    という感じでしょうか。

    VPFに加入している映画館は“配給会社が”1作品1スクリーンごとに料金を
    VPFサービサーに支払います。VPFサービサーに支払う全金額の7割ほどは
    “配給会社が”支払うとのことです。映画館が支払うのは3割ほどということです。
    リースで考えるとDCPの映写機代の7割は“配給会社が”払っているということです。
    じゃあ、リースじゃなくて(VPFに加入しなくて)、自腹で買う映写機の7割はなぜ
    配給会社は払わないのでしょうか?
    もし配給会社が払うのなら私は不公平だとは言いません。
    実際、あるミニシアターが興行収入から少しだけ回してもらうようなお話しを
    していましたが、相手(配給会社)が多過ぎて、やはり全配給会社からは無理だろう
    と言うことで、諦めたようです。
    いや、配給会社の悪口が言いたいわけではありません。
    これこそが、ミニシアターの(企業努力じゃなく)デジタル問題だという話です。

    そんな事言うなら、VPFに加入すればいいだろ。とお思いでしょうが、
    もし加入すると、上記のように作品ごとに何万円とVPFサービサーに“配給会社が”
    払うので、あまりお客さんが入らない興行収入の少ない作品を配給している会社は
    赤字になります。
    だったら、興収を上げれない小さな映画館でVPFに加入しているところには
    映画を出せない。という事になり、映画を配給してくれなくなります。
    だから配給会社は劇場に出来るだけVPFに加入しないで欲しいということです。
    それなら一銭も払わないですむからです。
    と考えると、どうしても劇場が不公平にも損をしていると思いませんか?

    じゃあ、他館もやっているように、チケットや劇場招待券を前もって買ってもらう
    システムで購入資金をお客様に助けてもらうというのを実施するのが良いのか。
    しかしよく考えてみれば、それは後々招待券で来られるという事で、結局
    興行収入から前もって引いているという事ですよね?
    しかも、これは浅井さんも「そうすれば?」と言っていましたが、なぜそこは
    目をつむっているのでしょうか?そのへんはナゾです?

    ちょっと日にちが過ぎて、なんだかいろいろな人のデジタル問題に関してのブログを
    読んでいると、もうどうでも良くなって来た。
    みんな自分の意見が一番正しいみたいなブログが多いですが、
    あまり広範囲で理解している人はついにみつからなかった。もちろん私もですが。
    見た総てのブログに「違うんだなぁ」と思う箇所が最低5個ぐらいは出て来る。
    (私が正しいと言うわけではなく)
    やはり個々の苦悩は皆の苦悩ではないのだという事が解って来た。
    デジタル問題とは解り易いモノではないのだと解って来た。

    東京でも地方でもたくさんの古い映画館が廃業の憂き目に遭いました。
    それには、企業努力は関係なく、廃業になってしまった事自体が、
    デジタル問題なんじゃないかなと思うんです。

    今回は長過ぎた上に、何か支離滅裂で意味不明が多くてすみません。
    明日からは、軽く、ブログを更新したいと思っております。
    今泉ウラ
    只今上映中の『聴こえてる、ふりをしただけ』
    元町映画館で観て頂いたお客様は“ちゃんと”観て下さったようで、私はとても嬉しいです。
    突然ですが、大手の映画なんて、全くお客さんを信用していないと思うんですよね。
    信用していないどころかバカにしていますよね。
    テレヴィで寝ても覚めても宣伝している、フ○テレビ系のいかにも金かけましたみたいな
    映画のどこがオモロイのか私には解りません。ハリウッドの真似事をしても無理なんだし。
    莫大な金を使ってカス映画を作ることほどお客さんをバカにしている事はないですよね。
    映画を作っている人達が上で、お客さんはダマってそれをみてりゃいいのよ、泣かして
    あげますから。みたいなスタンスは気持ち悪い。出来ればテレヴィだけでやってほしい。
    「ザ・ムービー」とかしないでほしい。
    お客さんはバカではありませんよ。ねー?
    少なくとも元町映画館のお客さんは“ちゃんと”映画を観てくれてますよ。
    作る側ではなくても“ちゃんと”映画の良さが解りますよ。
    皆さんに見せる側の映画館としてお客さんをバカには出来ません。だから上映する方も
    いろいろと苦労がありますが、こうやって“ちゃんと”映画を観てくれるお客さんがいる
    ので、やりがいがあります。

    『聴こえてる、ふりをしただけ』は良い映画です。
    ベルリン国際映画祭「ジェネレーションKプラス」部門で、準グランプリにあたる
    "子ども審査員特別賞"を受賞した本作。ジェネレーションKって何でしょ?
    キンダーのKでしょか?子どもさんたちが審査員ということみたいですね。ドイツは
    ちゃんとお客さんを信用していますね。
    子どもさんたちを一人の人間として(大人としてではなく)信用しています。
    子どもだからとバカにしていない。子どもだからといって感性がないわけではない。
    今泉かおり監督も子どもに受け容れてもらって嬉しいんじゃないでしょーか。
    日本にも子どもさんを審査員にしたような映画祭はあるのでしょうか?

    すんません『聴こえてる、ふりをしただけ』は今週金曜で終わっちゃいます。
    今日は旦那。
    土曜日からは今泉かおり監督の夫であらせられます「愛すべき天才ダメ男」今泉力哉監督
    でございます。詳細は前回の「今泉家」をご覧下さい。→
    まず『こっぴどい猫』を観てもらって、お気に召せば、今泉力哉監督特集
    「男と、女と、今泉力哉と。」をお薦めします。
    こちらは『聴こえてる、ふりをしただけ』とは全く違った趣きでございます。
    『聴こえてる、ふりをしただけ』感を期待していたら“こっぴどい”目にあいます。
    どちらかと言えば、『聴こえてる、ふりをしただけ』が女性映画なら『こっぴどい猫』は
    男性映画でございます。かといって、女性が見ておもしろくないかと申しますと、
    そんなことは全く無く、私の個人的な意見ですが、今泉力哉さんは“玄人受け”なの
    ではないかと思います。私の中では彼は天才だと思っておるのです。
    映画的な意識は低そうですが(失礼)。
    努力家という感じではなく、天才肌という感じ。全くの私心ですけど。
    私の見る目がハズれちゃってたら、ごめんなさい。

    というわけで、今泉力哉監督を元町映画館の“ちゃんと”信用できる、お客さんに
    見てもらいたくて今回、全国で元町映画館だけの特集を組みました。元町でしか観れません。
    元町映画館のお客さんたちに「今泉力哉監督」が天才なのか“審査”してほしいです。
    まったくの私(支配人)の無謀で勝手な試みでございます。
    コケたら(=お客さんが面白くなかったら)私の負けであります。
    映画館の出資者の方々にも“こっぴどく”怒られると思われます。
    できれば『こっぴどい猫』だけではなく、特集の方の「愛すべき天才ダメ男」度の
    チェックをお願いいたします。

    よろしくどーぞ。
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。